千足先生の講演会を開催しました。

ミュシャ展の監修をお願いしております成城大学名誉教授の千足伸行先生の講演会を開催しました。タイトルは「ミュシャ二都物語―パリとプラハ」で、アール・ヌーヴォーの様式的特徴やミュシャのパリ時代・プラハ時代の作品について、詳しく解説していただきました。

千足先生といえば、日本中の大学の美術史の授業で教科書に使われている『新西洋美術史』の監修者でもありますが、この本の出版社である西村書店は新潟の出版社だったりします。あと、今から45年前、1968年に新潟県美術博物館(当館および近代美術館の前身)で開催された「松方コレクション展」は、なんと国立西洋美術館に学芸員として就職したばかりの千足先生がご担当であったとのことでした。

ミュシャ展関連イベントは、「教えて!ミュシャ」の第2回および第3回、そして美術鑑賞講座と続きます。一度来られた方もまたぜひ万代島美術館に足をお運びください。