junaida展「IMAGINARIUM」

junaida展「IMAGINARIUM」
会期 2025年04月19日(土) ~ 2025年06月22日(日)
開催時間 10:00~18:00(観覧券の販売は17:30まで)
休館日 4/21(月)、5/12(月)、26(月)、6/9(月)
観覧料 一般 1,500円(1,300円)/大学・高校生 1,200円(1,000円)/中学生以下無料
前売券[一般のみ]/1,300円
※( )内は有料20名様以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方は観覧料免除
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光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想

絵本『Michi』『の』『怪物園』のjunaida
400点超の原画 問いかける 小さな物語

『Michi』『の』『怪物園』『街どろぼう』(すべて福音館書店)『EDNE』(白泉社)など、近年出版した絵本がいずれも話題の画家、 junaida(ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描きこまれた人物や背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きな注目を集めています。

このたび、たゆまぬ冒険を続けるjunaida初の大規模個展「IMAGINARIUM」巡回展を新潟県立万代島美術館で開催します。赤や金に彩られた異世界に、絵本原画や一枚絵として描かれた400点超の作品を展示します。本展のために描き下ろした作品にも出会いながら、空想世界の全貌をお楽しみください。

展覧会図録をはじめ、オリジナルのミュージアムグッズを多数販売します。広報物や図録のデザインは、『の』『怪物園』などのブックデザインを手掛けるコズフィッシュが担当します。

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

前売券情報

お得な前売券(一般のみ販売 1,300円 *一般当日券は1,500円)を下記のとおり販売します。

◆販売期間

2025年2月18日(火)~4月18日(金)

※万代島美術館では 1月18日(土)~4月6日(日)の「谷川俊太郎展 絵本★百貨展」会期中に新潟会場オリジナル特典(『ここはおうち』バッジ)付き前売券を販売。詳しくはこちらをご覧ください。

◆販売場所

電子チケット(インターネット購入)

スマートフォンに表示されたチケット画面、もしくは印刷したチケットを受付でご提示ください。

電子チケット(アソビュー!)

県内プレイガイドでは、店頭でお買い求めいただけます

前売券販売所一覧 (206KB)

展覧会のみどころ

【見どころ①】展覧会のための描き下ろし作品を展示
初の大規模個展に際して、junaidaが三連画の新作「IMAGINARIUM」を描き下ろしました。3点それぞれがjunaida作品の根底にある要素を象徴しています。タイトルの「IMAGINARIUM」は、「イマジネーション」の「IMAGINE」と「プラネタリウム」などの語尾「-ARIUM」をミックスしたもの。展覧会は鑑賞者の想像、体験によって、自由に変容する場所となるでしょう。

 

【見どころ②】2006年から近作まで、400点を超える原画を展示
展覧会では数々の絵本原画だけではなく、初期作品『TRAINとRAINとRAINBOW』(Hedgehog Books、2011)や三越のクリスマスディスプレイのために描いた作品『HOME』(サンリード、2013)、ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡』をオマージュした『EDNE』、画集『UNDARKNESS』 (Hedgehog Books、2021)、宮沢賢治へのオマージュ「IHATOVO」シリーズ、伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社、2020)の装画など、2006年から近作まで400点以上の原画を紹介。建築家・張替那麻(Harikae)がデザインした空間に展示します。

『Michi』原画(福音館書店、2018)©️junaida

『IHATOVO 01』原画 (宮沢賢治、サンリード、2013)©︎junaida

 

【見どころ③】怪物園の巨大アニメーション

絵本『怪物園』の怪物たちが、巨大なアニメーションとなって、来場者と一緒に行進します。監督は映像作家の新井風愉が担当。動く怪物たちをお楽しみください。


『怪物園』原画(福音館書店、2020)©︎junaida

 

■junaida(ジュナイダ)
画家。1978年生まれ。『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展2015入選、『Michi』『怪物園』(福音館書店)で造本装幀コンクール<児童書・絵本部門>受賞、『怪物園』でIBBY<ピーター・パン賞>受賞など、国内外で高い評価を受ける。近年は絵本の創作を中心に、その活動の幅を広げている。
www.junaida.com

会期中のイベント(予定)

◆『の』の「わたし」になってみよう

本展では、絵本『の』(福音館書店、2019年)の主人公「わたし」の赤いコートと帽子を貸し出します。絵本の中の「わたし」になって展覧会を鑑賞してみましょう。

コートは子どもサイズ(110cm・140cm)のみ。帽子は大人サイズも用意しているので、友人同士、パートナーと親子など、みんなで一緒にかぶって楽しめます。帽子制作は老舗の帽子工場の東ハットさんと共作で、コスチュームクリエイターのイナドメハルヨさんが担当しました。

貸出日時:junaida展会期中の10:00~17:30
貸出場所:企画展示室入口(申込不要、要観覧券)
※貸出数には限りがございます。

「#にいがた春の絵本まつり」SNS投稿キャンペーン

絵本展を開催中の3つの美術館の対象展覧会を訪れて、「#にいがた春の絵本まつり」とともにSNSに写真を投稿してください。投稿者の中から抽選で同展覧会のオリジナルグッズをプレゼント。

◆ 展覧会オリジナルグッズ

図録をはじめ、junaidaの世界観を詰めこんだ展覧会オリジナルグッズが会場限定で販売されます。

 

・展覧会図録『IMAGINARIUM』(3,850円)

 

作品紹介

 

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

『HOME』原画(サンリード、2013)©︎junaida

『街どろぼう』原画 (福音館書店、2021)©️junaida

「クラシカルホリデイ」館内装飾原画(代官山 蔦屋書店クリスマスイベント、2019)©️junaida

「アドベントカレンダー」原画(『母の友』2019年12月号特別付録、福音館書店、2019)©︎junaida

『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』 原画(Hedgehog Books、2017)©︎junaida

『UNDARKNESS』原画(Hedgehog Books、2021)©︎junaida

『EDNE』原画(白泉社、2022) ©︎junaida

『の』原画(福音館書店、2019)©︎junaida

 

主催 新潟県立万代島美術館、UX新潟テレビ21、junaida展新潟実行委員会
企画協力 ブルーシープ株式会社
協力 新潟県立美術館友の会
後援 新潟県教育委員会、新潟市教育委員会