「アートの初めてのおつかい」開催しました。

鴻池朋子展「皮と針と糸と」関連企画として、「アートの初めてのおつかい」を開催いたしました。

参加者のみなさんが、ナビゲーターである学芸員から頼まれた「おつかい」を作品から持ち帰り、その「おつかい」について語り合う、というギャラリーツアーでした。

参加者の皆さんが持ち帰ってくださった「おつかい」は、それぞれとても魅力的で、

作品の受け取り方は人によって違うということ、そしてその違いこそがとても大事だということをあらためて実感した日でした。

アートの初めてのおつかい3

一人でじっくり作品と向き合うのも良いですが、誰かと言葉を交わしながら展示室を巡るのも楽しいものです。

普段は一方的に解説する機会の多い学芸員ですが、今日は参加者の皆さんから語っていただくことで、作品をより深くとらえることができたと感じました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

1月21日(土)には、鴻池朋子さんと、神奈川大学教授の村井まや子さんによるトーク「針と糸は物語る~現代のおとぎ話を縫う」を開催します。

こちらも興味深いお話がたくさんお聞きできそうです。

是非、ご参加ください。