国立国際美術館コレクション 美術の冒険
セザンヌ、ピカソから草間彌生、奈良美智まで
会期 | 2014年05月17日(土) ~ 2014年06月22日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00 ※観覧券の販売は17:30まで |
休館日 | 5月19日(月)、6月2日(月)、6月16日(月) |
観覧料 | 一般 800円(600円)、大・高校生 600円(400円)、中学生以下無料 ※( )内は有料20名以上の団体料金 ※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料です。受付でご提示ください。 |
交通案内 | 交通案内はこちら |
美術とは何でしょうか?
我々の生活において、美術はどんな役割を果たしているのでしょうか?
我々が美術に期待しているものは何でしょうか?
ここにはさまざまな答えがあると思いますが、ひとつの答えとして、美術の力とは、日常の世界から我々を引き離し、かつて見たこともないような、思いも寄らなかったような世界へと我々をいざなうところにあるのではないでしょうか。
アーティストは、世間の常識をひょいと飛び越え、通常は結びつかないようなものを結び付け、そして自分がいる世界よりももっと広い世界があることを、観る者に気づかせてくれます。これがまさに美術の力であり、面白さです。
優れたアーティストは、狭い国境を飛び越え、異文化と異文化をぶつけ、そして融合します。「芸術」としてお高く留まっているものと我々の日常の大衆文化の壁をも乗り越えます。内部と外部、虚構と現実、永遠と刹那、日常と非日常。これらの二つを隔てている垣根を取り払い、我々をその境でたゆたわせます。我々が日常生活の中でガンジガラメになっている常識の鎖を断ち切り、そして自由な思考へと導くのが、まさに美術なのです。
このたびは、大阪の国立国際美術館のコレクションの中から、こうした美術の力を感じさせる作品を選りすぐり、新潟では初めて大々的に公開します。
このたびの展覧会が、あなたと美術との新たな出会いの場となり、その結果あなたの心と魂がより自由になる、そんな機会となることを祈っています。
さあ、一緒に美術の冒険の旅に出かけましょう!
出品作品より
奈良美智 《長い長い長い夜》 1995年 © Yoshitomo Nara
やなぎみわ 《My Grandmothers YUKA》 2000年
榎忠 《ハンガリー国へハンガリ(半刈)で行く》 1977-78年
ポール・セザンヌ 《宴の準備》 1890年頃
〈その他の主な出品作品〉
パブロ・ピカソ 《肘掛け椅子に座る裸婦》 1964年
マルセル・デュシャン 《L.H.O.O.Q》 1919/64年
アンディ・ウォーホル 《マリリンI 》 1967年
ロレッタ・ラックス 《ドロテア》 2006年
会期中のイベント
ギャラリートーク「国立国際美術館のコレクションについて」
国立国際美術館副館長の島敦彦氏をお招きし、コレクションについて解説をしていただきます。
日時:5月17日(土) 14:00~
会場:美術館展示室
申し込み不要。ただし当日の観覧券が必要です。
美術鑑賞講座
「アジア・東欧の現代アート」
講師:高晟埈(当館主任学芸員)
日時:5月31日(土)14:00~
会場:NICOプラザ会議室(万代島ビル11F)
申し込み不要。聴講無料。
「ドイツの現代写真」
講師:桐原浩(当館業務課長)
日時:6月14日(土) 14:00~
会場:美術館ロビー
申し込み不要。聴講無料。
作品解説会
日時:会期中の日曜日 14:00~
会場:美術館展示室
申し込み不要。ただし当日の観覧券が必要です。
■主 催
新潟県立万代島美術館/国立国際美術館
■後 援
新潟市/新潟市教育委員会/新潟日報社/読売新聞新潟支局/朝日新聞新潟総局/毎日新聞新潟支局/産経新聞新潟支局/日本経済新聞社 新潟支局/NHK新潟放送局/BSN新潟放送/N S T/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21/NCV新潟センター/エフエムラジオ新潟/FM PORT 79.0/FM KENTO/ラジオチャット・エフエム新津/エフエム角田山ぽかぽかラジオ/エフエムしばた/燕三条エフエム放送株式会社