出品作家・三瀬夏之介氏によるギャラリー・トーク開催しました。

ジパング展の出品作家、三瀬夏之介氏によるギャラリー・トークを開催しました。

三瀬さんは奈良県のご出身。現在は山形市にある東北芸術工科大学の准教授として後進を指導されつつ、ご自身も精力的な制作活動を展開されており、本展にも幅約14メートルという壮大なスケールの作品《空虚五度》を出品されています。

トークでは、作品を前に、制作にまつわる様々なお話をしていただきました。

中でも興味深かったのは、中心付近の一枚のパネルを最初に仕上げ、これを広げつなげていく形で最終的に大きな作品に仕上がったというお話や、墨や水の偶然的な広がりからイメージを膨らませていくといったお話でした。

鑑賞者の方々も、作家の方に直にご質問をされ、作品に対する理解を深めていらっしゃいました。

ジパング展では、今後も出品作家の方々のギャラリートークを数多く予定しています。

創作の秘密を直接聞くことのできるまたとない機会です。是非ご参加ください。