出品作家・会田誠さんのギャラリー・トーク開催しました!

出品作家によるギャラリー・トークの最終回。今回は、新潟出身の会田誠さんによるトークが行われました。さすがに地元とあって、200人近くのお客さんが、会田さんのお話を聴きに来てくださいました。

会田さんのお話は、「もの派」的な作品が奨励されていた中で、それに反発したかったという学生時代の思い出から、「ジパング展」という「日本」を前面に出したグループ展に参加していることへのアンビバレントな思い、さらには、出品作の「群娘図'97」と「おにぎり仮面」、「考えない人」の作家みずからによる解説、さらには現在六本木の森美術館で開催中の個展のお話まで、多岐に渡りました。

トークのあとはサイン会が開催され、新刊のエッセイ『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(幻冬舎刊)を手に、みなさん会田さんにサインをもらっていました。

さて、展覧会も残りあと1日。会田さんの「群娘図'97」はこれを逃すと、次見られるのがいつになるか分かりません。ぜひこの機会に、万代島美術館でご鑑賞ください!