学芸員によるギャラリー・トークを開催しました

1月29日(日)14:00から、鴻池朋子展「学芸員によるギャラリー・ツアー」を行いました。

普段は、展覧会を担当している学芸員が一人でお話しすることが多いのですが、この日は、本展の企画者であるセゾン現代美術館の坂本里英子さんにゲストとしてご参加いただきました。

坂本さんは、セゾン現代美術館でのお仕事の傍ら、VOLCANOISEの代表として、5年ほど前から鴻池朋子さんのマネージメントもされています。

ここ数年の間、鴻池さんの制作にどんな変化が訪れたのか、活動をともにする立場から見守ってこられた坂本さん。

鴻池朋子展ギャラリートーク2 鴻池朋子

素焼粘土の作品では、鴻池さんが「何かのかたちにしようとする意思がはたらいた時、作るのをやめる」とおっしゃっていたというお話や、皮緞帳の制作過程についてのお話など、貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。

1時間を超えるトークになってしまいましたが、多くの方が最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。

坂本さん、そしてご参加くださった皆様、ありがとうございました。

鴻池朋子展「皮と針と糸と」の会期も、残すところわずかとなりました。

この機会を逃すまいと、県外からお越しになるお客様も多くいらっしゃいます。

できるだけたくさんの皆様に、本展をご覧いただきたいと思っております。

ご来館を心よりお待ちしております。