「岡本太郎展 太陽の塔への道」担当より おすすめ書籍のご案内 その3
2021年02月24日
岡本太郎『美の呪力』新潮文庫
人間にとって芸術とは何か。
「血」「火」「怒」などのキーワードによって縦横無尽に語ります。
古代の神聖な石積みからゴヤ、ゴッホ、絵巻、曼荼羅、あやとりまで。
岡本の博覧強記ぶりと、これを万博準備の最中に執筆していたことに心底驚きます。
平野暁臣『岡本藝術』小学館クリエイティブ
多岐にわたった岡本太郎の仕事、その全容を把握したい方に。
現存の絵画や立体作品はもちろん、失われたパリ時代の作品、
各地のモニュメント、書籍の装幀、舞台美術など、
貴重な図版や資料、年譜が網羅された充実の1冊です。
平野暁臣『太陽の塔』『岡本太郎と太陽の塔』小学館クリエイティブ
太陽の塔はもちろん、岡本太郎と万博との関わりについて興味のある方には必須の資料集。
設計図や計画段階の資料、岡本自身の言葉、記録写真がふんだんに盛り込まれています。
解説も充実しており、読み物としても楽しい書籍です。
「岡本太郎展 太陽の塔への道」は3月7日(日)まで。
・土日は混雑が予想されます。特に開館10時前後はロビー、受付の混雑も予想されますのでご注意下さい。
・平日および土日の夕方は、比較的混雑が少ない予想です。
皆様のご来館、お待ちしております。