和田誠展
会期 | 2022年07月02日(土) ~ 2022年08月28日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00(観覧券の販売は17:30まで) |
休館日 | 7/11(月)、7/25(月)、 8/8(月)、 8/22(月) |
観覧料 | 一般1,400円(1,200円)/大学・高校生1,100円(900円)/中学生以下無料 ※( )内は有料20名様以上の団体料金。 ※ 障害者手帳をお持ちの方は免除。受付で手帳をご提示ください。 |
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和田誠(1936–2019)はイラストレーター、グラフィックデザイナーとして広く知られています。そのほかにも装丁家や映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家、アートディレクターなどさまざまな顔を持ち、その創作の広がりはとどまるところを知りません。
本展は、和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会です。和田誠を知るうえで欠かせない30のトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品を紹介します。きっとこれまで知らなかった和田誠の新たな一面に出会えることでしょう。
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1.『きまぐれロボット』(文・星新一)カバー 1999 理論社 / 2. オリジナルアニメーション「MURDER!」原画 1964 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵
展覧会のみどころ
好きなことを好きなだけ。和田誠をめぐる30のトピック。
1. 未来を予感させる子どもの頃の絵や映画日記「和田誠になるまで」
2. 「ハイライト」をデザイン「ライトパブリシティの時代」
3. 独特の色彩と大胆な構成で映画ファンを夢中にさせた「新宿日活名画座ポスター」
4. 文化的交流が後の仕事にもつながった「草月アートセンター」の仕事
5. 作りたいものは自分で作る。最初の絵本は「私家版絵本」
6. 大胆な発想でのびのびと「谷川俊太郎との仕事」
7. グラフィカルでアイデア満載、画法もバラエティに富んだ「絵本」
8. 楽しくやさしく「児童書のイラストレーション」
9. 回文、しりとり、数え歌。ことばあそびの魅力「ことばのこばこ」
10. 挿絵、訳詞も手がけたライフワーク「マザー・グースの世界」
11.「みんなのうた」第一回目は和田誠の「アニメーション」
12. 少ない要素で特徴をつかむ職人芸「似顔絵」
13. 音楽、映画、ショービズ、青年期を綴る「エッセイ」
14. 一流の映画ファンは一流の「映画監督」
15. 手がけた書籍は2000冊以上「装丁」
16. 装丁に見る「和田文字」
17. 31センチ角の舞台「LPジャケット」
18. 趣味の域を超えるあたたかなメロディ「作曲」
19. 音楽、劇場、映画、広告など幅広く「ポスター」
20. 革新的雑誌のアートディレクション「話の特集」
21. 真面目に遊ぶ「パロディ」
22. クスッと笑えるユーモアの「ひとコマ漫画」
23. シンプルでぬくもりのある「ロゴ・マーク」
24. 長く続いたシリーズ「ロングランの仕事」
25. 描いた表紙は約2000点、40年続いた「週刊文春」
26. お気に入りのモチーフ「猫」
27. 愛情豊かに「家族との仕事」
28. 絵ができるまで「ただいま制作中」
29. 初めての本は1960年「著書200冊」
30. 83年間の膨大な仕事・交友・出来事を視覚的にたどる「ビジュアル年表」
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3.「新宿日活名画座」ポスター 1959 / 4.『ことばのこばこ』より 1995 瑞雲舎(1981初版 すばる書房) / 5.『とぶ』(文・谷川俊太郎)より 1978 福音館書店 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 / 6. 「快盗ルビイ」映画ポスター 1988
国民的イラストレーターの仕事、あれもこれもそれも。
ライトパブリシティに入社後すぐ、指名コンペで採用。代表作、たばこ「ハイライト」のデザイン。
「ハイライト」パッケージ版下 1960 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵
1977年から40年間、2000号分描いた『週刊文春』の表紙絵。
『週刊文春』表紙 2017
新潟ゆかりのデューク・エリントンも。
ジャズ愛溢れる『ポートレイト・イン・ジャズ』は村上春樹とのコラボレーション。
《デューク・エリントン》 個展「JAZZ」より 1992
和田誠(わだまこと/1936-2019)
和田誠 photo: YOSHIDA Hiroko |
大阪生まれ。 多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)卒業。広告デザイン会社ライトパブリシティに入社し、たばこ「ハイライト」のデザインなどを手掛ける。同社退職後は、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしてだけでなく、映画監督、エッセイ、作詞・作曲など幅広い分野で活躍した。妻は料理愛好家・平野レミ。 ブルーリボン賞、菊池寛賞、毎日デザイン賞、講談社エッセイ賞など、各分野で受賞多数。 |
主催:新潟県立万代島美術館、新潟日報社、NST新潟総合テレビ、和田誠展新潟実行委員会
特別協力:和田誠事務所、多摩美術大学、多摩美術大学アートアーカイヴセンター
企画協力:ブルーシープ、888ブックス
後援:新潟市、新潟市教育委員会、NHK新潟放送局、NCV(株)ニューメディア、FM新潟77.5
協力:新潟県立美術館友の会
画像すべて ©Wada Makoto
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●ショップについて
本展覧会会期中は、「和田誠ショップ」がオープンしています。
ショップの営業時間は10:00~17:45です。閉店時間にご注意ください。