始皇帝と彩色兵馬俑展
―司馬遷『史記』の世界
会期 | 2007年05月26日(土) ~ 2007年07月16日(月) |
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『史記』は前漢の司馬遷が著した130巻にも及ぶ中国最古の通史です。本展では『史記』の歴史観を背景に、春秋・戦国時代から前漢・武帝時代までの約700年間に及ぶ、各時代を代表する彫塑、装飾品、武具など、厳選された120件を紹介しました。出品作品の多くは日本初公開で、中でも全身に紀元前3世紀当時の彩色が残る兵馬俑、跪射俑は中国でもわずかしか存在していない貴重な遺物であることから、中国国内でも常設展示はされていません。まさに本展での紹介が世界初公開となり、始皇帝から武帝の時代へ、壮大なる中国の歴史と驚異の地下帝国の一端に触れる貴重な機会となりました。