古代アンデス文明展
会期 | 2018年03月21日(水) ~ 2018年05月06日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00 ※観覧券の販売は17:30まで |
休館日 | 4月16日(月) |
観覧料 | 一般1,300円(1,100円)、大高生1,100円(900円)、中学生以下無料 前売券(一般のみ)1,100円 ※3/20まで販売 ※( )内は有料20名以上の団体料金 ※ 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料。受付で手帳をご提示ください。 |
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南米大陸西岸に栄えた古代アンデス文明の環境は、世界の他の文化に類を見ないほど多様でした。南北の広がりは4000キロメートル、標高差は海岸の砂漠地帯から人が住む限界の高地まで4500メートルにも及び、それぞれの環境に多彩な文化が盛衰を繰り返しました。また、トマトやトウガラシ、ジャガイモなど、今やなくてはならない作物も古代アンデスの地で育まれ、後に世界の料理を変えたと言われています。本展覧会では、地上絵で知られるナスカや黄金の都といわれたシカンなど、アンデス文明を代表する9つの文化を、優れた意匠の土器、織物、黄金製品やミイラなど、選び抜かれた約200点の貴重な資料を通して紹介します。アンデスに人類が到達した先史時代から、16世紀のスペイン人によるインカ帝国征服まで、約1万5千年の文明史をご覧ください。
展示構成
序 章 人類のアンデス到達とその後の生活
第1章 アンデスの神殿と宗教の始まり
第2章 複雑な社会の始まり
第3章 さまざまな地方文化の始まり
第4章 地域を超えた政治システムの始まり
第5章 最後の帝国-チムー王国とインカ帝国
第6章 身体から見たアンデス文明
主な展示作品
《象嵌のマスク》モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)ペルー文化省・国立博物館所蔵
《細かい細工がほどこされた金の装飾品》シカン文化(紀元800年頃から1375年頃)ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵
《土製のリャマ像》ワリ文化(紀元650年頃から1000年頃)ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵
《カラササヤで出土した金の儀式用装身具》ティワナク文化(紀元500年頃から1100年頃)
先コロンブス期貴金属博物館/ボリビア ラパス市所蔵
《縄をかけられたラクダ科動物(リャマ?)が描かれた土製の皿》ナスカ文化(紀元前200年頃から紀元650年頃)ディダクティコ アントニーニ博物館所蔵
《男児のミイラとその副葬品》チリバヤ文化(紀元900年頃から1440年頃)
ペルー文化省・ミイラ研究所・チリバヤ博物館所蔵
撮影:義井豊
見どころ
・本展で紹介する9つの文化のうち、ティワナク文化とワリ文化の資料は日本初上陸!
・アンデスでは、エジプトよりも早く、7000年前には意図的に加工したミイラが作られていました。
本展では3体のミイラを展示します!
・約200点の貴重な資料に加え、有名なマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵、ウユニ塩湖などの豊富な映像も
交えて、アンデス文明の姿をご覧いただきます!
会期中のイベント
講演会「古代アンデス文明 その誕生から滅亡まで」
日 時:3月21日(水・祝)14時~15時30分
会 場:NICOプラザ会議室(朱鷺メッセ内 万代島ビル11階)
講 師:篠田謙一氏(国立科学博物館副館長 兼 人類研究部長)
※聴講無料・申込不要・先着120名
古代アンデス文明展 ギャラリートーク
日時:4月14日(土)午前11時~(約30分)
会場:展示室
講師:関雄二氏(国立民族学博物館副館長)
※申込不要・要観覧券
「#アンデスってなんです?」クイズ&スタンプラリー
アンデス文明にまつわるクイズに答えながら、かわいいスタンプを集めよう!
会場:展示室
※申込不要・要観覧券
主 催:新潟県立万代島美術館、BSN新潟放送、新潟日報社、古代アンデス文明展新潟展実行委員会
特別協賛:三井ホーム、三井のリフォーム
協 賛:第四銀行
後 援:ペルー大使館、ボリビア大使館、新潟市、新潟市教育委員会、NCV新潟センター、エフエムラジオ新潟、
FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽか ラジオ、
エフエムしばた、燕三条エフエム放送株式会社、新潟日報美術振興財団
協 力:ペルー文化省、ボリビア文化観光省、NTTドコモ、クントゥル・ワシ調査団、
国立民族学博物館、東京大学総合研究博物館
企画制作 :国立科学博物館、TBSテレビ