佐藤哲三の時代
会期 | 2008年10月11日(土) ~ 2008年12月14日(日) |
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佐藤哲三(1910-54)は新発田で育ち、終生を蒲原平野に生きた郷土の画家です。彼が自己形成を遂げ、創造活動の拠点とした城下町新発田を中心とする 北蒲原地方は、明治の後半以降多くの美術作家を輩出し、芸術文化活動が盛んな地でもありました。本展覧会は、この北蒲原の地に展開した美術文化史的な光景 に光を当て、佐藤哲三の作品とともに、彼の制作の背景であり基盤となった北蒲原の洋画の歴史を、先輩画家、仲間の画家や教員たちの作品と資料で振り返る試 みでした。あわせて、佐藤哲三が少年時代に憧れた画家、国画会展への出品を通じて知遇を得て交友した作家の作品、資料を展示し、佐藤哲三が生きた時代の一 端を紹介しました。