ルート・ブリュック 蝶の軌跡

ルート・ブリュック 蝶の軌跡
会期 2020年10月10日(土) ~ 2020年12月06日(日)
開催時間 10:00~18:00(観覧券の販売は17:30まで)
休館日 月曜日(ただし、10月26日、11月23日は開館)
観覧料 一般1,100円(900円)/大学・高校生900円(700円)/中学生以下無料
※( )内は有料20名様以上の団体料金
※前売券の販売はありません。
交通案内 交通案内はこちら

北欧フィンランドを代表するアーティスト、ルート・ブリュック。名窯・アラビア製陶所に長く在籍し、愛らしい図柄の陶板から膨大なピースを組み合わせた迫力あるモザイク壁画まで、陶芸の既成概念にとらわれない作品を世に送り出しました。
本展は、初期から晩年に至る陶作品を中心に、テキスタイルや版画を含めた約200点の作品を通じて、その創作の軌跡をたどる日本で初めての回顧展です。艶やかでニュアンスに富んだ色彩、ユーモラスでありながらどこか憂いを含んだ生きものたちの姿、ダイナミックな作品の細部に施された繊細な文様。ブリュック作品の様々な魅力を是非会場でご覧下さい。
また、ブリュックの長女であり、新潟県妻有地区で開催される「大地の芸術祭」にも参加した現代アーティスト、マーリア・ヴィルカラがブリュックをテーマに構成した作品を展示するほか、新潟会場では日本を代表するグラフィックデザイナー・亀倉雄策(1915-1997)の旧蔵品であるブリュック作品や北欧の工芸品も特別展示いたします。

ルート・ブリュック 蝶の軌跡 公式サイト

 

 

ルート・ブリュック| Rut Bryk 1916-1999

1942年から約50年に渡り、アラビア製陶所・美術部門のアーティストとして活動。独自の釉薬や型の技術を開発し、51年のミラノ・トリエンナーレでのグランプリ受賞などにより、国際的な北欧デザイン・工芸ブームの一翼を担った。60年代からタイルピースを組み合わせた抽象的な作品へと移行し、市庁舎や大統領邸などの公共空間に設置する大規模な作品も手がけた。夫で世界的なデザイナーのタピオ・ヴィルカラ(1915-1985)はブリュックの才能を高く評価、その創作活動を支えるとともに、ブリュックの作品を数多く蒐集した。

Photo:Tapio Wirkkala  Private Collection

 

出品作品から

※展示室内は一部撮影可。

《結婚式》1944年

 

《母子》1950年

 

《ヴェネツィアの宮殿:リアルト橋》1953年

 

《ライオンに化けたロバ》1957年

 

《蝶》1957年

 

《蝶たち》1957年

 

《都市》(部分)1958年

 

《スイスタモ》(部分)1969年

 

《黄金の深淵》1969年

 

《色づいた太陽》1969年

 

すべてタピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵  Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA - Espoo Museum of Modern Art© KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2396

会期中のイベント

ギャラリートーク
10月24日(土)、11月8日(日)、11月21日(土)各日14:00~ 展示室にて 要観覧券・申込不要

 

下記のとおり追加で開催いたします。

11月1日(日)、11月29日(日) 各日14:00~ 展示室にて 要観覧券・申込不要

 

※新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、ギャラリートーク当日、ご参加の皆様のお名前とお電話番号をお聞きいたします。ご協力ください。

※トーク担当の学芸員は、マスクを着用、マイクを使用いたします。

ミュージアムショップ

約50年におよぶキャリアの代表作を網羅した展覧会図録や、マスキングテープ、ノートなど、展覧会オリジナルグッズなどを販売します。

 

ご来館の皆さまへ

●平日ご来館の方、毎日先着80名の方に、展覧会オリジナルコースター(非売品)をプレゼントいたします。(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、平日のご来館にご協力ください)

●マスクの着用にご協力をお願いします。

*新型コロナウイルス感染症の状況により、開催内容に変更が生じる場合もございます。最新の情報は当館ウェブサイト等でご確認ください。

 

 

 

[主  催]  新潟県立万代島美術館 
[後  援] フィンランド大使館/フィンランドセンター/新潟市/新潟市教育委員会/新潟日報社/朝日新聞新潟総局/毎日新聞新潟支局/読売新聞新潟支局/産経新聞新潟支局/NHK新潟放送局/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21/ケーブルテレビNCV/エフエムラジオ新潟/FM KENTO/ラジオチャット・エフエム新津/エフエム角田山ぽかぽかラジオ/エフエムしばた/燕三条エフエム放送 
[企画制作] エスポー近代美術館/タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団/ブルーシープ
[協  力] 新潟県立美術館友の会