マリメッコ展-デザイン、ファブリック、ライフスタイル
会期 | 2017年03月04日(土) ~ 2017年06月11日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00 ※観覧券の販売は17:30まで |
休館日 | 3/13(月)、3/27(月)、4/10(月)、4/24(月)、5/8(月)、5/22(月)、6/5(月) |
観覧料 | 一般 1,100円(900円)、大・高校生 900円(700円)、中学生以下無料 前売券(一般のみ)900円※1月13日(金)~3月3日(金)まで ※( )内は有料20名以上の団体料金 ※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料です。受付でご提示ください。 |
交通案内 | 交通案内はこちら |
フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコは1951年、アルミ・ラティアによってヘルシンキで創業されました。テキスタイルデザインを学んだのち、広告代理店で経験を積んだラティアの元へ才能あるデザイナー達が集い、優れたデザインと巧みなPR戦略によって、60年代には世界的なブランドへと成長していきます。マリメッコが生み出す布地の柄は、多くがフィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザインでした。そうした柄の映えるシンプルなカッティングの服は、高い人気を呼びます。その後製品は家庭用品やインテリアにまで展開され、マリメッコは今日、日本を含む世界中で絶大な人気を誇っています。
本展は、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料などを通して、マリメッコの60年以上にわたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介する、国内初の大規模な巡回展です。
図版:ファブリック《ウニッコ》(ケシの花)、
図案デザイン : マイヤ ・ イソラ、1964年
Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964
展示構成
Ⅰ:はじめに―マリメッコとは INTRODUCTION
マリメッコの歴史を語るには欠かせない、大胆な色づかいや柄。ここでは1950年代~2000年代の象徴的な柄のファブリックを展示し、時代を経てなお新鮮なマリメッコのデザインの魅力をお楽しみいただきます。
Ⅱ:マリメッコの歩み TIMELINE ― marimekko 1951-2016
このセクションでは、60年以上におよぶマリメッコの歴史をたどります。ジャクリーン・ケネディに愛された1960年代、様々な製品開発により市場を拡大した70年代、その後の様々な展開を経て、世界的なブランドへと成長した現在。創業当時からの貴重なドレス、ファブリック、アクセサリーや食器などに加え、時代を創った著名デザイナーのインタビュー映像を展示します。マリメッコの歴史上重要な役割を果たした日本人デザイナーや、ジャクリーンが実際に所有していたドレスも紹介します。
Ⅲ:デザインの芸術 THE ART OF DESIGN
マリメッコのデザインはどのように生まれ、製品化されていくのでしょうか。ここでは、デザイナーがデザインを描き起こしてから、ファブリックとして製品化されるまでの過程を、ヘルシンキのマリメッコ本社にあるプリント工場の貴重な映像を交えながら紹介します。また、デザイナーが柄の構想を練る際に描いた自筆のスケッチと、実際に製品化された同じ柄を並べて展示します。マリメッコの有名な柄が生まれた原点をご覧ください。
関連イベント
美術鑑賞講座
3月18日(土)「北欧デザインの魅力」(当館課長代理・今井有)
4月23日(日)「近代日本のかわいいデザイン-竹久夢二と杉浦非水を中心に」(当館主任学芸員・池田珠緒)
午後2時より|万代島ビル11階 NICOプラザ会議室|聴講無料、申込不要、先着60名
ギャラリートーク
担当学芸員が展示品を解説しながら会場をご案内します。
4月1日(土)、16日(日)、5月13日(土)
午後2時より|展示室|申込不要、要観覧券
ワークショップ「にいがたもよう」オリジナルミニノートづくり
にいがたもよう研究所がデザインしたカラフルで可愛い「にいがたもよう」を切り貼りして、
オリジナル表紙のミニノートを制作します。
3月26日(日)、4月29日(土・祝)
午後1時~4時(所要時間30分程度)|美術館ロビー
参加費無料、申込不要(人数制限あり)|詳細は美術館へお問い合わせください。
主 催:新潟県立万代島美術館/UX新潟テレビ21/マリメッコ展新潟展実行委員会
フィンランド・デザイン・ミュージアム/朝日新聞社/新潟日報社
協 賛:こだま印刷/アフタヌーンティー・ティールーム/アークベルグループ ビアンベール
カーテン専門館デコワールド/万代シティ ビルボードプレイス
後 援:フィンランド大使館/新潟市/新潟市教育委員会
協 力:Visit Finland(フィンランド政府観光局)/フィンエアー/フィンエアーカーゴ