コレナニ!?びじゅつ
~アートいろいろ 見かたイロイロ~
会期 | 2019年05月25日(土) ~ 2019年06月30日(日) |
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開催時間 | 10:00〜18:00(観覧券の販売は17:30まで) |
休館日 | 5/27(月)、6/10(月)、6/24(月) |
観覧料 | 一般 310(250円)/大学・高校生 150(120)円/中学生以下無料 ※( )内は有料20名以上の団体料金 ※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料です。受付でご提示ください。 |
交通案内 | 交通案内はこちら |
当館で収集を行ってきた1945年以降の現代アートを中心に展示します。「作品の見かたがわからない」という人、また、「ゲンダイアート」ってなんだか難しそうと感じる人もいるでしょう。しかし、それぞれの作品には決まった見方があるわけではありません。
この展覧会では、誰もが楽しんで作品を鑑賞できるよう、コーナーごとに作品を味わうための問いかけを設けます。これをきっかけに、自分なりにその答えをみつけながら気軽に鑑賞を楽しみましょう。予備知識がなくても大丈夫です。作品を前にいろいろお話をすることも大歓迎。家族連れや学校団体などにもオススメの展覧会です。
展覧会の見どころ
☞ 楽しめる美術鑑賞を提案します
通常の美術展では、「キャプション」に記された解説を頼りに作品を鑑賞する場合が多いでしょう。でも、解説だけ読んで、絵をしっかり見ていない人も意外に多いかもしれません。本展ではこのような解説文の代わりに、「○○している人はどこに描かれている?」「作品から聞こえる音は?」などの問いかけを設けます。あるいは、「勝手に題名を付けてみよう」「絵からはみ出た部分を想像してみよう」などの風変わりな課題も。その答えを探すうち、作品への理解も親近感もぐっと深まります。予備知識はなくても大丈夫。美術作品の楽しめる見方を提案する展覧会です。
☞ 人によってそれぞれ異なる見方を「見える化」
美術作品の見方に「正解」があると思っている人は、案外多いかもしれません。けれど、同じものを見ても、人によって感じ方はそれぞれ異なっていたりするものです。自分の素直な感覚も、一つの答えなのです。その一方で、自分と異なる他人の感覚を知ることは、自分の見方や世界が広がる新鮮な体験のはず。本展では、一部の作品で、他の鑑賞者の方の感覚を知ることができるように仕掛けを設けています。
☞ 当館のコレクションから現代アートの名品を紹介
2003年に開館した当館では、1945年以降の「戦後」の時代に制作された「現代アート」を中心に収集してきました。本展では、当館所蔵品を中心に、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングの版画、篠原有司男の油彩画、千住博の日本画、巨大な「耳」をかたどった三木富雄の立体作品(寄託品)など、約30点の名品を厳選して紹介します。
☞ 「おしゃべり優先タイム」を実施します
本展では会期中毎日、10:00〜13:00の間、「おしゃべり優先タイム」を実施します。親子で、お友だち同士で、作品の感想を話しながら気軽にご鑑賞ください。
※他の時間帯でお客様同士の会話を制限するものではありません。
※この時間帯は通常より会場内がにぎやかになることも予想されます。
本展の構成
☞ 1.形それぞれ
作品のカタチ、描かれるカタチを楽しもう。
☞ 2.なにを?どうやって?
素材、表現技法に注目しよう。
☞ 3.全身で、みる
視覚だけでなく五感で感じてみよう。
☞ 4.よ~くみるとみえてくる
絵の中から見つけよう。注意深く見てみよう。
主な出品作品
左:篠原有司男《スパイダーマン》1981年 ©Ushio + Noriko Shinohara
右:三木富雄《EAR(耳)》1965年 一般財団法人駒形十吉記念美術館蔵(新潟県立近代美術館寄託)
左:舟越直木《Chuckwill’s Widow》 1993年
右:千住博《WATERFALL》2000年
左:日高理恵子《空との距離Ⅱ》2002年 ©Rieko Hidaka
右:丸山直文《kind》1994年
※特記のない作品は、新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵
会期中のイベント
☞ レクチャー&ギャラリートーク「見かたイロイロ 感想共有ノスヽメ」
5月26日(日)11:00〜/美術館ロビー・展示室にて[申込不要/要観覧券]
講師:宮下東子(新潟県立近代美術館専門学芸員)
☞ ワークショップ「カラダで描こう―星野眞吾の〈人拓〉体験」
6月1日(土)13:00〜/美術館ロビー・展示室にて[要事前申込(定員15名)/要観覧券]
※5月29日(水)までに万代島美術館に電話(025-290-6655)でお申込みください。
手などの跡を使って色砂で描きます。
☞ ギャラリートーク「美術でおしゃべり in BANBI」
6月16日(日)、6月30日(日)各日11:00〜/美術館展示室にて[申込不要・要観覧券]
講師:新潟県立近代美術館学芸員
参加者みんなでおしゃべりしながら作品を楽しみます。
主催: 新潟県立万代島美術館
企画協力:新潟県立近代美術館
後援: 新潟市、新潟市教育委員会、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、N S T、TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、ケーブルテレビNCV、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ、エフエムしばた、燕三条エフエム放送
協力: 新潟県立美術館友の会