ターニングポイント!ー人生、それぞれの”時”

ターニングポイント!ー人生、それぞれの”時”
会期 2018年05月19日(土) ~ 2018年06月24日(日)
開催時間 10:00~18:00 ※観覧券の販売は17:30まで
休館日 5月21日(月)、6月4日(月)、6月18日(月)
観覧料 一般310円(250円)、大高生150円(120円)
※( )内は有料20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料。
※障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料。受付で手帳をご提示ください。
会場 新潟県立万代島美術館
交通案内はこちら

美術家の人生におけるさまざまな転機に着目し、関連する作品とともに創作の推移をたどります。進学、卒業、就職、帰郷、転居、出会い、結婚などの機に臨み、創作者としてどのような道を選び、人生を展開させたのか。そして、それが創作にどのような影響をおよぼしたのか。こうした視点に立って作品に対すれば、新たな感覚が生まれることでしょう。

また、本年は当館の開館15年という時の節目にあたります。そこから、「15歳のバンビ」と題す特集展示を併設し、当館のこれまでの活動を振り返ります。

展覧会の構成と見どころ

 

9人の美術家の作品を、それぞれの人生のターニングポイントを通してご紹介します。

【出品作家】

堺時雄(1898-1991)    / 濱谷浩(1915-1999) / 宮芳平(1893-1971) / 佐藤哲三(1910-1954)

横山操(1920-1973) / 末松正樹(1908-1997)     / 星野眞吾(1923-1997)     / 長沢明(1967- )

福田美蘭(1963- )

 

              

(左)福田美蘭《ブッシュ大統領に話しかけるキリスト》2002年

(右)長沢明《Melodical Note》1995年

※全て新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵

 末松正樹の ターニングポイント! ― 渡仏と第2次大戦による軟禁生活

絵を描きながらも、ドイツで起こった新しい舞踊に強い関心を持ち、訓練に励んだ末松正樹は、パリで開催される日本舞踊の展覧会に出演するためフランスに渡ります。折あしく第2次世界大戦が勃発、日本人に帰国命令が出される中、末松は同地に残る道を選び、マルセイユの日本領事館で職を得ます。しかし戦火の拡大によって隣国のスペインへと逃れる途中、拘束され捕虜として投獄されてしまいます。やがてホテルに移されたものの軟禁生活が続き、室内で行うデッサンの中に自己の存在を確かめるのでした。このデッサンには「1944.9.17」の日付が記されていることから、軟禁が始まって間もない頃に描いた自分の姿だと分かります。その後、帰国命令が出されるまでの約1年4ヶ月間デッサンを継続しますが、画面は次第に抽象性を帯びていきました。帰国後は抽象画家として活躍する末松ですが、その原点をこのフランスの軟禁時代に見出すことができます。

末松正樹《自画像(1944.9.17)》1944年  新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵

 特集展示  15歳のバンビ ― 新潟県立万代島美術館の歩み

新潟県立万代島美術館は、長岡市にある新潟県立近代美術館の分館として、信濃川の河口に位置する新潟市の万代島に2003年7月に開館しました。本年は開館15年の節目にあたることから、当館のこれまでの活動を振り返る特集展示を行います。開館を飾った「絵画の現在」展をはじめとする数々の展覧会ポスターを中心に、展覧会図録や記録映像も加えてこれまでの歩みをたどります。

開館記念展Ⅰ「絵画の現在」チラシより

 

会期中のイベント

 開館15年記念トークセッション

Ⅰ.「バンビ、15年の歩み」

Ⅱ.「それぞれのターニングポイント! ~ 学芸員編」

新潟県立、新潟市立の美術館4館のネットワーク「NIIGATAアートリンク」の共催イベントです。各館のベテラン学芸員が2つのテーマで語ります。

6月9日(土) 14:00~15:30   /   展示室   /   要観覧券   /   申込不要

話し手(予定):荒井直美(新潟市美術館 学芸員)、大森慎子(新潟市 学芸員)

藤田裕彦(新潟県立近代美術館 学芸員)、桐原浩(新潟県立万代島美術館 学芸員)

 美術鑑賞講座

「美術家人生のターニングポイント!」

6月3日(日) 14:00~15:30   /   NICOプラザ会議室(朱鷺メッセ内万代島ビル11階) / 申込不要    /

無料 / 先着60名

講師:澤田佳三(新潟県立万代島美術館 学芸員)

 学芸員によるギャラリートーク

5月27日(日)、6月24日(日) 各回14:00~   /    展示室    /    要観覧券    /    申込不要

 

 

主   催 :  新潟県立万代島美術館

後   援 :  新潟市、新潟市教育委員会、新潟日報社、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局

読売新聞新潟支局、 産経新聞新潟支局、日本経済新聞社新潟支局、NHK新潟放送局

BSN新潟放送、N S T、TeNY テレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCV新潟センター

エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津

エフエム角田山ぽかぽかラジオ、エフエムしばた、燕三条エフエム放送株式会社

協   力 :  新潟県立美術館友の会