タータン展 伝統と革新のデザイン

タータン展 伝統と革新のデザイン
会期 2019年12月14日(土) ~ 2020年03月01日(日)
開催時間 10:00〜18:00(観覧券の販売は17:30まで)
休館日 12/16(月)、12/28(土)~1/3(金)、1/6(月)、1/20(月)、2/3(月)
観覧料 一般 1,100(900)円/大学・高校生 900(700)円/中学生以下無料
前売券(一般のみ)900円 
※( )内は有料20名以上の団体料金
※ 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料。受付で手帳をご提示ください。
交通案内 交通案内はこちら

タータンはスコットランド北西部・ハイランド地方で発展した格子柄の織物です。本来は羊毛を綾織にした織物を指していましたが、現在ではデザインそのものもタータンと呼ばれ、世界各国で愛されています。本展は「タータン」をテーマにした日本初の本格的な展覧会。タータンの布地約100点、洋服や靴をはじめ、タータンにまつわる資料や美術作品などを集め、その知られざる歴史や社会的、文化的背景を幅広く紹介します。タータンの多彩な色彩や洗練されたデザインの数々をお楽しみください。

展示構成

第1章 タータンとは

タータンの定義など、タータンの基本を解説します。

第2章 タータンの受難と復興

19世紀の風刺画家ジョン・ケイの作品などから歴史をひも解きます。

第3章 タータンの種類

門外不出とされる王室専用など、目的や用途により分類して紹介します。

第4章 多様化するタータン

伝統を守りながら新しい試みを行っている現代の作品などを紹介します。

第5章 タータンと日本

日本人とタータンの関わりを探っていきます。

《アフタヌーンドレス》 1865年頃 神戸ファッション美術館蔵

 

高田喜佐《シューズ》1990-2002年 神戸ファッション美術館蔵(高田邦雄氏寄贈)

 

ヴィヴィアン・ウエストウッド《タータン・スーツ》1993年 神戸ファッション美術館蔵

 

ヘンリー・マクベス=レイバーン(ジョージ・サンダース原画)《第5代ゴードン公爵》 1929年 個人蔵

 

タータン布地 ジャコバイト(モダン)

 

ータン布地 ゴードン・ドレス

本展の見どころ

「タータン」を知る!

「タータンチェック」が実は和製英語であることをご存知でしたか。そうした基本から始まって、それぞれの格子柄の持つ意味合いや歴史などをたどります。私たちがタータンに魅せられるのは、奥深い文化的な背景を自然に感じ取っているからではないでしょうか。

 

「タータン」に包まれる!

多彩な色彩や洗練されたデザインを見せるタータンの布地はもちろんのこと、歴史的なドレスから現代のファッションや雑貨まで、会場には様々なタータンが並びます。タータンの持つ可能性の幅広さに驚かれることでしょう。展示室内には撮影できるコーナーもご用意しております。

 

大学生によるオリジナル「トキタータン」プロジェクトの展示

新潟らしく「トキ」をイメージした独自のタータンを、長岡造形大学の学生がデザイン。プロジェクトの成果を展示室内で紹介します。[協力:長岡造形大学、浅記株式会社、第一ニットマーケティング株式会社]

 

新潟市初出店!CONOMi期間限定ショップの開設

話題のフリー制服ショップ「CONOM i」が、本展会期中限定で万代島美術館ロビーにオープンします。

会期中のイベント

ワークショップ パーソナルカラーで自分に似合うタータンを知ろう!

講師:パーソナルカラー&専属スタイリストサロンAlice(アリス)

12月15日(日)、1月19日(日)、2月16日(日) 各日とも①11:00~ ②14:00~

簡単な説明を聞いて学んでいただいた後、セルフ診断チャートを使ってご自身で診断してもらいます。

展示室内にて/要観覧券/各日各回とも30席

 

ワークショップ タータン風ブローチを作ろう!

リボンを使って格子柄模様の缶バッヂを作成します。

講師:担当学芸員

12月22日(日)、1月5日(日) 各日12:00~16:00

美術館ロビーにて/参加無料/各回先着100名

 

 

[主催] 新潟県立万代島美術館、新潟日報社、UX新潟テレビ21、タータン展新潟実行委員会

[後援] ブリティッシュ・カウンシル、スコットランド国際開発庁、日本スコットランド協会、新潟市、新潟市教育委員会、ケーブルテレビNCV、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ、エフエムしばた、燕三条エフエム放送、新潟日報美術振興財団

[協賛] CONOMi

[協力] 長岡造形大学、浅記株式会社、第一ニットマーケティング株式会社、新潟県立美術館友の会

[企画協力] ROBINS