「亀倉雄策展」ポスターは、新潟のデザイナー、石川竜太さんによるデザインです。

はっと目を惹く「亀倉雄策展」のポスター、デザインして下さったのは、株式会社フレームの石川竜太さんです。(画像はA4サイズのフライヤーですが・・・)

石川さんは、キリンの「生茶」のパッケージや、麒麟山酒造の日本酒のパッケージなどを手がけている新潟在住のデザイナーです。2014年には、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が各年度の優れたグラフィックデザインに対して送るJAGDA賞を受賞され、ますます活躍の場を広げていらっしゃいます。

ポスターの大半を占める赤い色面、これは、デザインの「D」の文字をかたどったものだそうですが、言うまでもなく、亀倉雄策の代表作でもある1964年東京オリンピックのシンボルマークを想起させてくれます。人々の心に飛び込んでいくような「強いデザイン」を志向していた亀倉雄策の回顧展にふさわしいデザインに仕上げていただきました。

実は、このポスター赤以外に金のバージョンもあります。赤、金ともに亀倉雄策が好んで使った色なのです。「金」のポスターは数が少ないので、ご覧になった方はラッキーです。

亀倉展会期中、ミュージアムショップでは、石川さんがデザイナーとして関わられた商品も取り扱っています。こちらも是非注目してください。