講演会「亀倉雄策の東京オリンピックと大阪万博」を開催しました。

開催中の展覧会「生誕100年 亀倉雄策展」にあわせ、東京国立近代美術館工芸館主任研究員の木田拓也さんを講師にお迎えし、講演会「亀倉雄策の東京オリンピックと大阪万博」を開催しました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが発表になり、亀倉雄策が1964年大会のためにつくったシンボルマークやポスターにも注目が集まっています。

東京国立近代美術館で2013年に開催された「東京オリンピック1964デザインプロジェクト展」、2015年に開催された「大阪万博1970デザインプロジェクト展」をご担当された木田さんですが、1964年の東京オリンピックがスポーツの祭典というだけでなく、日本人の意識を大きく変えたイベントであったこと、そしてそのような意識改革に「デザイン」というものが大きな役割を果たしたことなど、興味深いお話をたくさんしていただきました。

講師の木田さん、そしてご参加下さった皆様、暑さ厳しい中お越しいただきありがとうございました。

「生誕100年 亀倉雄策展」は8月30日までの会期となっています。

約400点の作品、資料をご紹介する大規模な回顧展となっていますので、お見逃しのないよう是非お越し下さい。

皆様のご来館をお待ちしております。