ジブリの絵職人 男鹿和雄展

トトロの森を描いた人。

ジブリの絵職人 男鹿和雄展
会期 2009年09月19日(土) ~ 2009年11月29日(日)
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男鹿和雄はアニメーションの美術という仕事において、その作品の舞台となる背景画を数多く描き続けてきました。特にスタジオジブリ作品では「となりのトトロ」(1988年)に美術監督として初めて参加、昭和30年代の日本の澄んだ空気を鮮やかな色彩で表現し、本作にとって重要な役割を果たしました。その後も「魔女の宅急便」(1989年)、「おもひでぽろぽろ」(1991年)、「もののけ姫」(1997年)、「千と千尋の神隠し」(2001年)、「ハウルの動く城」(2004年)、そして「崖の上のポニョ」(2008年)といった多くの作品に美術監督および背景スタッフとして携わり、そこに描かれる美しい景色は、数多くの名シーンを支えてきました。本展ではスタジオジブリ作品のほか、それ以前に携わったアニメーション映画「幻魔大戦」 (1983)や「時空の旅人」(1986)等の、背景画や美術ボードなどを中心に、作品点数600点余りというかつてない規模で一堂に公開します。 “絵職人”男鹿和雄の幅広い活動を一度にご覧頂ける、またとない機会となるでしょう。